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庭かまどとkoba

実家再生をすすめる理由

「実家は“見えにくい資産”かもしれない。
でも、正しく“再編集”すれば
新築にはないコスト自由度家族の時間を手にできます。
その可能性を、一人でも多くの方に届けるのが
Re:実家(リジッカ)の役割です。

目次

小さな積み重ねと、ひとつの後悔

設計の現場では「実家をどうするか?」という相談が絶えません。
中には──新築より先に実家を検討すべきだったと思うほど条件の良い家も。
けれど、住み慣れた場所ほど価値に気づきにくいものです。

例えば、徒歩 5 分に空き家となったご実家があったのに
中古マンションを買ってフルリノベされたご家族。
「もっと早くお話しできていれば…」と今も悔しさが残っています。

住宅診断で見えた社会の変化

2010 年ごろからホームインスペクションに携わり、
空き家問題が社会課題になるのを肌で感じました。
私が理想としたのは「すっぴんの中古住宅」を
住まい手が主体的にリノベする時代──。

しかし現実は業者買取 > 再販が主流となり、
その後の不具合相談が急増。
“見せかけだけ整えた家”より
すっぴんで原因が分かる家を住まい手と整える方が、
長い目で豊かだ
と確信するようになりました。

実家は、完成している場所

実家はすでに建物があり、必要なところだけ直すも
大胆に変えるも、コストのさじ加減は自由
しかも住まい手が家の歴史を知っているから、
小さな“モヤモヤ”がそのまま設計のヒントになります。

一緒につくる面白さ

古い家の現場は、想定外の連続。
配管の位置変更や予算のスライドなど、
LINE で連携しながら
設計者 × 住まい手が一体で判断を重ねていきます。
この“手ごたえ”こそ実家再生の醍醐味です。

リジッカという場所から

Re:実家(リジッカ)では、
実家リノベという選択肢を「もっと自然に」広めるために
記事・事例・診断サービスを発信中です。
身近すぎて見えにくいご実家の可能性を、
一緒に覗いてみませんか?

一級建築士 小林

保有資格

  • 一級建築士
  • 住宅ローンアドバイザー
  • 既存住宅状況調査技術者
  • 福祉住環境コーディネーター2級

こんな情報を発信しています

  • 実家リノベの施工事例
  • 設計・工事前に考えておきたいこと
  • 庭しごとや日々の暮らしの工夫
  • 「家族と実家」のこれからを考えるヒント

このブログが、あなたと実家の向き合い方を考える
きっかけになればうれしいです。

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