未登記建物とは?
登記簿に載っていない建物。売買・融資・相続で手続きが煩雑化し、将来的なトラブルにつながることも。
不動産登記法47条など
目次
未登記建物の基本
未登記建物とは、法務局の登記簿に所有者や所在地などが記載されていない建物のことです。相続や売買の際に登記手続きが必要になり、放置していると名義変更やローン利用ができないといった支障が出ることがあります。
メリット
- 建築直後の登記費用を節約できる
- 特定の事情がある場合、当面は登記せずに利用可能
デメリット
- 売買や相続時に名義変更ができない
- 住宅ローンや補助金の利用が困難
- 所有権の証明が難しくなるリスク
手続きの流れ
STEP
建物の現況調査・資料収集
土地家屋調査士による建物調査と、課税情報・図面の確認。
STEP
建物表題登記の申請
法務局へ建物の新規登録(所有者・構造・面積など)を申請。
STEP
所有権保存登記
所有者の名義を正式に登記簿へ登録。
税金Q&A
- なぜ未登記のまま放置されるの?
-
相続や建築後に登記を忘れたままになっていることが多く、昔の住宅ほど未登記のまま放置されている例があります。
- 未登記建物でも売却できる?
-
原則できません。登記簿に記載されていないため、所有権の移転登記ができず、金融機関の審査も通らない可能性があります。
関連コンテンツ
記事が見つかりませんでした。
未登記のまま放置せず、今のうちに登記の準備をしませんか?