STEP 5|再調査(詳細調査)
隠れた課題を徹底確認。コストに響くポイントを事前に把握
この記事でわかること(3行要約)
- プランが確定した段階で、計画通りの内容で問題ないかを確認する作業です
- 隠れたコストアップの要因を、早目に確認することで計画の安全性を高めます
- 早期発見できるので、最も適した方法を検討する時間的余裕が生まれます
目次
1. なぜ「再調査」が必要?
初回の 住宅診断 は“目視中心の広いチェック” が目的でした。
一方、再調査はリノベプランの実行前に、工事費用に影響する重要な部分を測る工程です。
“実際に工事を行う前に、現地を最終チェックして予期せぬ予算発生の可能性を減らします。
再調査では、具体的には次のような3タイプの作業を行います。
- 寸法の実測(例:システムバスが予定通り収まるか承認図の寸法と確認)
- 設備配管の確認(例:再利用する既存配管の状態確認。新規配管のルート確認)
- 一部解体調査(例:構造材の正確な位置確認のため、壁・天井などを部分的に開口)
2.再調査では何を測るのか?
間取り・仕様が固まった今こそ、改めて “お金が動くポイント” を現場で精査します。図面上では見えないリスクをここで潰すことで、着工後の追加費用を最小化できます。
これらは図面が残っていない、または図面と現況が違うケースで特に重要です。
- 建物の構造バランスに関わる柱・梁・壁の位置関係
- 予定の設備機器が計画通りに納まるか設置場所の寸法確認
- 水まわり移設に必要な配管の径・勾配・深さ
- 天井裏・床下の設備スペースと既存配線の取り回し
2. 調査の流れと費用
項目 | 費用 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
再調査 | 0 円 | 約 2 時間 | STEP-1 詳細診断をご利用の方は追加 0 円 |
一部解体調査 | 0 円 | 半日〜1 日 | 調査後は簡易復旧。工事の中で本復旧いたします |
一部解体調査でわかること
壁や天井のごく一部を開け、中を確認する調査です。追加費用はいただきません。
“本工事で仕上げ直す” ことを前提にしているため、再閉塞は簡易補修のみで済ませます。
※ 人が出入りできる大規模開口ではありません。
※ アスベスト含有の可能性がある場合は、サンプル採取の専門手順を踏みます。
調査が終わったら?──STEP6へ進もう
再調査の結果をもとにプランと見積が確定したら、
いよいよ「工事契約 → 着工」に向けた手続きへ。
詳しくは STEP6|工事契約・最終決定 で解説します。
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