STEP 1|住宅診断
残せる所と直す所を洗い出し、リノベの可能性を見極める
- 建物の現在の状況を把握して、今後の計画の判断材料の一つとして役立てます。
- 専門的な調査技術を持つ建築士が、建物の表面的な兆候から原因を推察します。
- 対処すべき部位が明らかになるので、活用の是非やかかる予算がわかり安心です。
実家をリノベーションしたいと思っても、「建物の状態が分からない」「どこまで残せるのか不安」──そんな声をよくいただきます。
この診断では、既存住宅状況調査技術者の資格を持つ建築士が、目に見える範囲を中心に、必要に応じて機器も使いながら実家の状態を丁寧に確認します。
診断でわかること・調査内容



- 床下の状況(床下収納庫・点検口などから目視)
- 天井裏の確認(押入れやUB天井点検口から目視)
- 床や柱の傾き測定(レーザーレベル使用)
- 基礎や外壁のひび割れ状態(打診棒使用)
- 雨漏りの兆候(軒裏や天井のシミなど)
リノベーション設計を前提とした調査においては、部屋ごとの段差や柱の位置、お風呂の内法寸法など、計画に影響する細部まで確認する場合もあり調査時間を要します。
住宅診断コース比較表
無料診断と有料診断の2コースがありますが、調査内容は同じです。報告書の有無の違いです。
コース | 価格 | 所要時間 (現地調査) | レポート | 納期 | 想定シーン |
---|---|---|---|---|---|
簡易診断(STEP-1) | 0 円 | 約 2 時間 | 口頭説明のみ | 即日可能 | 状態をざっくり把握したい |
詳細診断 | 55,000 円 | 約 2 時間 | PDF 報告書 | 1〜2 週間 | 資金計画・金融機関相談に |
再調査 / 一部解体調査* | 0 円 | 計画範囲による | 口頭フィードバック | 即日〜数日 | 間取り確定前の最終確認 |
診断にかかる時間について
どの診断コースでも、調査の所要時間は2〜4時間程度です。
図面がない場合は、現地で手描きの間取りを記録しながら進めることになるなど、調査条件によって所要時間が変わります。
なお、建築確認申請書があれば、ぜひご用意ください。確認申請の時期がわかるので耐震性能の判断に役立ちますし、申請時の図面と現状の比較により増改築の有無など判ります。リノベーション計画に大きく影響する場合もあります。
再調査とは?
表面的な診断では判らない「想定外のもと」を減らすための作業です。
間取りや仕様が固まった時点で、再度現場で調査を行う場合があります。予算に大きく影響する重要な部分を確認するのが目的で、ご了承を得て床や壁を最小限解体し、表面的な調査では確認できなかった部分を開いて診断します。 追加費用 は0 円 です。
「図面ではOKでも、実際に開けてみたら想定外」というリスクをここで潰しておくことで、後戻りコストを抑えています。
タイムライン
住宅診断の口頭でのご報告は、最短で当日可能です。報告書作成には時間がかかります。
ご都合に合わせて日程調整いたします。お立ち合い頂かなくても調査可能です。
調査にかかる時間は、2時間から4時間。調査条件によっては、さらに時間がかかる場合もあります。
住宅診断の結果は、最短で当日のご報告が可能です。
調査報告書の完成には、調査完了後1週間から2週間の作成期間をいただいております。
診断の結果、対処を要する部位が判明したので、いよいよ次は、新しい暮らしに向けた要件の洗い出しに進みます。
よくあるご質問
- 診断後、すぐにリノベ計画を依頼しないといけませんか?
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いいえ、簡易診断(無料)だけのご依頼も歓迎しています。ぜひ、ご実家活用の判断にお役立てください。
- 図面がなくても簡易診断できますか?
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図面がなくても大丈夫です。現地でラフ図を作成し対応しますが、所要時間が延びる場合があります。建設当時の打ち合わせ図面が1枚あるだけでも役立ちます。建設会社によって施工のクセみたいなものもありますし構造を予測するのに参考になります。
- レポートはいつもらえますか?
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詳細診断の場合、現地調査後 1〜2 週間 を目安に PDF 報告書をお渡しします。簡易診断は口頭でのご説明のみで、最短で当日のご報告が可能です。
実家リノベの進め方 リンク集
診断のお申し込み・ご相談
ご希望の方は、お問い合わせフォームより「住宅診断希望」とご記入のうえご連絡ください。
日程やご不明点なども、お気軽にご相談ください。
まずは0円でスッキリしませんか?
建築士が2時間で現状をチェック。図面がなくても大丈夫。