家族の積み重ねが、わたしを支えてくれる

「土地を買わなくて済むから、お得ですよね?」
実家再生をご検討される方から、よくいただくご質問です。
たしかに、経済的には有利かもしれません。
でも本当に大きいのは、家族がコツコツ築いてきた“住まいという資産”を、次の世代が受け取れることだと思うのです。

目次

家づくりを“ゼロから”始めなくていいということ

すでに住宅ローンを完済していたり、土地を所有していたり。
そこには、親世代が長年かけて築いてきた努力の証があります。
新たに土地を探して、家を建てることに比べれば、
スタート地点はずっと「ゴールに近い場所」にあるのです。

そして、「目には見えない価値」も

縁側に差し込む光。子どもの頃の思い出。よく手入れされた庭。
そこには、数字では測れない価値が宿っています。
それを活かせることこそが、実家再生の大きな魅力のひとつです。

ゼロからじゃないから、余白が生まれる

すでにある家を活かす分、かけるべきところに費用も時間も使える。
たとえば──

  • 断熱や耐震など、これからの性能向上
  • 自分たちの暮らしに合った間取りや動線
  • 趣味や家族との時間のための空間づくり

“ゼロから”じゃないからこそ、“もっと自分らしく”が叶うのです。

家族の努力が、いまの自分を支えてくれる

一人で頑張って家を建てる必要はありません。
親の世代が築いてきた時間が、いまの暮らしの土台になってくれる。
家族の歩みを、自分たちの未来へとつなぐ。
それが「実家再生」という考え方の核心だと、私たちは思っています。

今あるものを活かすという選択

ゼロから家づくりをするのも、わくわくする体験だと思います。
でも、誰かが大切にしてきたものを活かして、次につなげていく。
それは、人の想いにも、環境にも、やさしい家づくりの形だと感じます。
わたしたちは「過去を抱きしめながら、未来をつくる」
そんな実家再生を、丁寧に重ねていきたいと思っています。


「実家再生とは」 のページでは、私たちの考え方をより詳しくご紹介しています。
実家リノベの進み方と準備では、具体的な流れもご紹介中です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次