再調査で不安をゼロに|詳細チェック+一部解体

この記事でわかること(3行要約)
  • プランが確定した段階で、計画通りの内容で問題ないかを確認する作業です
  • 隠れたコストアップの要因を、早目に確認することで計画の安全性を高めます
  • 早期発見できるので、最も適した方法を検討する時間的余裕が生まれます
目次

1. なぜ「再調査」が必要?

初回の 住宅診断“目視中心の広いチェック” が目的でした。
一方、再調査はリノベプランの実行前に、工事費用に影響する重要な部分を測る工程です。

“実際に工事を行う前に、現地を最終チェックして予期せぬ予算発生の可能性を減らします。

再調査では、具体的には次のような3タイプの作業を行います。

  • 寸法の実測(例:システムバスが予定通り収まるか承認図の寸法と確認)
  • 設備配管の確認(例:再利用する既存配管の状態確認。新規配管のルート確認)
  • 一部解体調査(例:構造材の正確な位置確認のため、壁・天井などを部分的に開口

2.再調査では何を測るのか?

間取り・仕様が固まった今こそ、改めて “お金が動くポイント” を現場で精査します。図面上では見えないリスクをここで潰すことで、着工後の追加費用を最小化できます。

これらは図面が残っていない、または図面と現況が違うケースで特に重要です。

  • 建物の構造バランスに関わる柱・梁・壁の位置関係
  • 予定の設備機器が計画通りに納まるか設置場所の寸法確認
  • 水まわり移設に必要な配管の径・勾配・深さ
  • 天井裏・床下の設備スペースと既存配線の取り回し

調査項目は一定ではなく、コストに影響の大きな部分に対して行います。

2. 調査の流れと費用

項目費用所要時間備考
再調査0 円約 2 時間STEP-1 詳細診断をご利用の方は追加 0 円
一部解体調査0 円半日〜1 日調査後は簡易復旧。工事の中で本復旧いたします

一部解体調査でわかること

壁や天井のごく一部を開け、中を確認する調査です。追加費用はいただきません。
“本工事で仕上げ直す” ことを前提にしているため、再閉塞は簡易補修のみで済ませます。

※ 人が出入りできる大規模開口ではありません。
※ アスベスト含有の可能性がある場合は、サンプル採取の専門手順を踏みます。

一部解体調査でも隠れたリスクを完全に取り除くことはできませんが、リスクの可能性を減らせます。

調査が終わったら?──STEP6へ進もう

再調査の結果をもとにプランと見積が確定したら、
いよいよ「工事契約 → 着工」に向けた手続きへ。
詳しくは STEP6|工事契約・最終決定 で解説します。


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